発酵食品がブームになっている昨今、「麹」という言葉を耳にする機会が増えましたよね。
しかし、麹とは具体的にどのようなものなのかを説明できる方はあまりいないのではないでしょうか。
そこで今回は、麹の概要や健康効果などを詳しく解説していきます。
毎日の健康的な食卓づくりのためにぜひお役立てください。
▼麹とは
麹とは、米や麦、大豆などを蒸したものに「麹菌」を繁殖させたものです。
実物はフワフワした粒状の見た目をしており、この「フワフワした部分」が麹菌です。
麹は日本の伝統的な発酵食品である味噌や醤油、日本酒などを作るには欠かせないもので、近年はその風味だけでなく健康効果にも注目が集まっています。
■麹の健康効果
麹が健康に良いと言われる理由のひとつは「酵素」です。
麹には30種類以上の酵素が含まれており、消化や栄養の吸収を高めたり、腸内環境を整えるなどいろいろな健康効果が期待できます。
また、麹を使った発酵食品にはビタミンB群が多く含まれる傾向があり、疲労回復や活性酸素の除去にも大きな効果を発揮します。
必須アミノ酸や食物繊維を生み出す効果もあるため、麹を使った食品は非常に栄養が豊富と言えるんですよ。
■手軽に麹を摂取するには
毎日の食事で効果的に麹を摂取するには、やはり日本の伝統的な調味料である「味噌」を活用していただくのが最もお手軽でしょう。
もし通常の味噌では使いにくいと感じる場合は、だしの入った「液みそ」もおすすめです。
ご自身でだしを取らなくてもお湯を入れるだけでそのまま「味噌汁」になりますし、
無添加の液みそを選べば体にも優しいですよ。
糸島食品でも真
鯛のだしを含んだ液みそを販売していますので、ぜひ一度味わってみてください。
▼まとめ
今回は麹とは何かについて解説してきましたが、味噌を例に挙げたように、日本人は古来から麹を含む食品を多く摂取しています。
日本人が築き上げてきた和食の文化をもう一度見直していただくことで、日々の食卓をさらに充実させていってはいかがでしょうか。